新聞のない生活、はじめます

夕刊だけやめようと思っていましたが、新聞購読自体をやめることにしました。 ブロック紙の新聞一面の記事を毎日見ていれば、新聞をめくらずとも地域と国内・世界を問わず、毎日の主要ニュースを知ることができると思って、長らく惰性で新聞を取っていましたが、もうそれが満たせなくなってしまったからです。

数年前の大地震や80年前の戦争の連載が新聞一面のトップを飾る日が増え、もはやニュースを知る媒体でなくなってしまったようです。日々の出来事を記事にするのは新聞としての体裁を保つためとしか見えず、まるで雑誌を購読しているかのような気分になってきました。

どれほど変わったのかと、図書館に行って20年前の新聞縮刷版を半月分ほどめくってみたのですが、紙面の勢いの違いに驚きました。特に、気付いたのは以下の2つです。

そもそも、新聞の発行部数1が、2000年には5370万部だったのが、2024年には2661万部と半分になっているではありませんか。 世帯数を超える部数があったのが、今や世帯数の半分しか発行されていません。

子供の頃から、毎日届く新聞を当たり前と思い、紙の新聞は取り続けようとずっと思っていたのですが、まさか、新聞購読をやめることになろうとは、思ってもみませんでした。

さて、毎月の購読料4,400円分の余裕ができたので、何を読みましょうか。


  1. 日本新聞協会:新聞の発行部数と世帯数の推移 ↩︎

by lwgena