オペラ座の怪人

『オペラ座の怪人』の原作を新潮文庫の訳で初めて読みました。

オペラ座の怪人

著者: ガストン・ルルー

出版日: 2022-06

19世紀末、夜ごと流麗な舞台が繰り広げられるパリの花、オペラ座。その地下深くには奇怪な事件を巻き起こす怪人が棲み着いていると噂されていた。怪人は若く可憐なクリスティーヌに夜毎歌の手ほどきを授けていたが、歌姫に想いを寄せる幼馴染の子爵との仲に嫉妬しクリスティーヌを誘拐。結婚を迫り、拒否すればオペラ座を爆破すると脅すのだった......。ホラー小説の先駆けと名高い世紀の名作。

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ミュージカル映画は、ずいぶん前に見たことがあったのですが。

オペラ座の怪人

公開日: 2004-12-08

1919年。廃墟と化したパリのオペラ座で、かつての栄華をしのばせる品々がオークションにかけられる。時はさかのぼり1870年代。全盛期のオペラ座は大勢の客でにぎわう一方、仮面の怪人“ファントム”の出没で、人々が不安に陥っていた。そんな中、若きコーラスガールのクリスティーヌは、ファントムを自分の“音楽の天使”と信じて敬う。やがて彼女はファントムのおかげでチャンスをつかみ、一躍スターとなる。

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この作品は、ミュージカル映画の派手さとは裏腹に、エリック(怪人)が人殺しに変貌するのは、社会にも責任があるということを問うているようですね。

by lwgena