モニタースピーカー MS101-4 の LINE OUT を活用して、ICレコーダーに録音できるようにしてみました。練習録音するときに、楽器からスピーカーに直接入力できて音量コントロールがしやすくなります。
写真(上)は、モノラル出力を左右の入力に分配するケーブルです。左側はモノラル標準プラグ、右側はステレオミニプラグになっています。

このケーブルを使って、モニタースピーカーの LINE OUT 端子から出力して、ICレコーダーに録音します。モニタースピーカー側にモノラル標準プラグ、ICレコーダー側にステレオミニプラグを接続します。すなわち、
[楽器] → [モニタースピーカー] → [ICレコーダー]
の順ですね。このケーブルは、使う方向が決まっていて、必ず分配方向(モノラル⇒ステレオ)で使います。うっかり間違えないように、写真のように信号の方向を示す矢印シールを貼っています。接続時に迷うことがなくなり、とても便利ですよ。
録音の音質を考えれば、楽器からICレコーダーに直接入力して、
[楽器] → [ICレコーダー] → [モニタースピーカー]
の順に接続すべきです。ところが、ICレコーダーにも音量調整があるため、ICレコーダーの音量を絞っていることを忘れていると、あれ、音が出ない、ということになって面倒だったのです。
なお、使っているモニタースピーカーはモノラルタイプなので、LINE OUT からの出力も当然モノラル出力です。このとき、LINE OUT に写真(下)のようなステレオ標準プラグを差し込んでしまうと、左側だけ聞こえるならマシですが、右側は雑音混じりになるかもしれません。
